今日は一日寝て過ごす

体調が思わしくなく一日寝て過ごしていた。あす一日しか休みがないと考えるとつらくなってくる。心の病に負けている。と主人の文章がここで終了したので、妻の私が書いてます。主人は、心の病に負けていると言うけれど、摂津富田の山口クリニックに金曜に頑張って行けた事が、病と共存する第一歩となっている。
そういう私も、うつ病と、統合失調症の症状がでて、何軒かの精神科に通院歴がある。しかし、私の場合、抗うつ剤と、睡眠薬抗不安薬しか処方されなかった。病状は、不眠、胃痛、朝がだるくて起きられない、イライラする、怒りっぽくなるが、主な症状だった。後に、自分の事を誰かが陰口や噂をしているなどという、統合失調症的な症状もでてきていた。
10年間。私のうつ症状は良くならず、仕事も辞めてしまった。3軒くらい病院を変えた。ある日、父が本屋で一冊の本を見つけてきた。それは、松澤大樹という医者の本だった。脳の傷をMRI画像で画像診断するという内容だった。うつ病と診断された患者にも、統合失調症の場合にできる脳の傷があり、抗うつ剤と、抗精神薬の両方を飲んで治すというものだ。私は、東京にある東京未来クリニックに通院することにした。私の場合、両親が、経済的にも、身の回りの事など、出来うる限りサポートしてくれた。新幹線代、宿泊ホテル代、松澤医師の診察代(自費診療)、MRI画像代は、高次機能障害として保険適用などなどで、10万くらいはかかっていたと思う。
私は、うつ病と、統合失調症の混合という診断結果だった。最初は、バナナや、赤みの魚を食べて運動をする…という事だけで、私の脳の傷は8割は治った。その後、投薬治療となった。松澤医師の処方は、抗うつ剤デプロメールに、抗精神薬・ジプレキサ。しかし、デプロメールは、ハイになりすぎたので、自分で止めた。私はそれまでに、ルボックスパキシルなどの抗うつ剤を飲んでいたが、どれも効果がなかったので、自分でインターネットで当時、最新の抗うつ剤ジェイゾロフトを見つけた。そこで、松澤医師に、ジェイゾロフトと、ジプレキサの処方にしてほしいと言うと、すんなりと了解を得た。私は関西方面でその処方をしてくれる山口クリニックを紹介してもらい、現在も通院中である。ネットで、松澤医師を悪く言う人たちもたくさんいるが、私は、抗うつ剤と抗精神薬の併用で、やっと、フラットな状態に近づく事ができている。主人は、てんかんの薬に、抗不安薬、睡眠剤に薬漬けとなっていた。軽い躁状態から、薬漬けで欝状態へと…で、私の通院する摂津富田の山口クリニックに無理やり連れて行った。今は、まだ薬が合うかどうかの経過観察中だが…大きな変化として、過食が止まっている。私は、ジプレキサで3キロ太ったが、標準体型である。ネットでは、太りやすいとあるが、なんとか、私は太らないように気をつけている。今の願いは、主人に合う薬が見つかる事である。