新世界の浪速クラブで哀川昇の大衆演芸を観てきた。

妻とともに帰省。動物園前駅の改札で母と待ち合わせをした。一路浪速クラブへ。席は母が事前に予約をしておいてくれたので座ることができた。大入り満員だった。第一部は岡崎情話という演劇で、第二部が舞踏ショーだった。演劇の方は途中で眠たくなったが、舞踏ショーは、華やかな衣装を身に付け、優雅に舞う姿にひきつけられた。まだ5歳くらいの子供も出演していた。この子は岡崎情話に出演している時に、泣きのシーンで本当に涙をしていた演技派だった。哀川昇のDNAを引き継いでいるのだろうか。大衆演劇といえば着物にお札をはさむ「花」が見ものだが、昨日のはそれが少なかったようだ。母が言うには近々、劇団の誰かの誕生日があるらしく、それに備えているそうだ。12時に始まり、3時半頃まで、1000円で随分と楽しませてもらえた。舞台終了後の見送りでは握手をしてくれ、写真も撮らせてくれた。充実した時間だった。客層は中高年が大多数だが、若い人も少しいた。
観劇後、新世界の寿司屋兼串カツ屋で少し遅い昼食をとった。どて焼きなるものを初めて食べたがなかなか美味しいものだった。通天閣に登ろうという話になり通天閣に行ってみたが、あいにくの土曜日ということもあり80分待ちの行列だったので入館は諦めた。写真だけを撮って帰路についた。途中大きなビリケン像があり、その前でも写真を撮った。楽しい一日だった。